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「膝カックン」に見るアメリカ。

2月12日(木)

今日の午後、大学の図書館の近くを歩いていた時の事である。図書館の正面玄関に指しかかろうとしていた時、僕のすぐ前を歩いていた男が、5メートルくらい先で輪になってお喋りしている数人のグループに加わろうとしているのが何となく分かった。その男は、男の存在に気付づかずにおしゃべりを続けるグループの内の1人の女性の真後ろにスッと立つと、その女性に膝カックンをしたのである。

これだけだと「アメリカにも膝カックンってあるんだ。」で終わってしまう話なのだが、僕が驚いたのはその男の膝カックンのやり方である。日本式の場合、まず気付かれないようにターゲットの後ろに立ち、ターゲットが左右どちらの足に重心を乗せているかを見極め、体重の乗っている方の足の膝の裏に自分の膝をコツンとぶつけ、相手をカックンとさせる筈である。

今日僕が目撃したアメリカ式では、何とターゲットの膝の裏を自分のつま先で押し込むようにして相手をカックンとさせるのである。そのやり方自体も日本式と比べて優しさに欠けるなと思ったのだが、何より僕が気になったのは、その男が靴を履いたまま、靴の裏を使ってその女性の膝の裏部分を覆うジーンズに触れたと言う事である。日本だったらターゲットに嫌われる事間違いなしの考えられない無礼なやり方だと思う。どこの公衆便所で何を踏んづけてきたかも分からないきったない靴の裏なのである。もし僕が誰かにそんな事をされたら腹が立つこと間違いないと思うのだが、意外にもターゲットの女性は薄めのリアクションで、その男を何となくウザったく思っている雰囲気は感じられたものの、靴の裏を使って膝カックンをした事に関してはお咎めなしの様子だった。

そこでふと思ったのだが、アメリカ人は内と外、外履きと室内履きに関しての区別がかなり曖昧なのではないかと思う。アメリカの一般的な家では日本のように玄関が無いので、扉を開けて普通に靴を履いたまま中に入り、人によっては靴を履いたままベッドに寝転がったりする事もある。一方で、ついさっきどこの公衆便所で何を踏んづけてきたかも分からないきったない靴で歩き回ったリビングを平気で裸足で歩いたりする。大学の寮などに住んでいると、廊下のみならず共同トイレやちょっと離れた売店などにも裸足で遠征してくるツワモノを見かける事もある。

僕がまだアメリカに来る前は、部屋の中にも靴で入るのがアメリカ(もしくは欧米)の文化なのだと思っていたが、僕が知る限りのアメリカでは、日本と比べて靴を履いたままで過ごす範囲が大きいのではなく、靴を履く場所と履かない場所の区別が非常に曖昧なのである。日本人の僕からしたら、さっきどこの公衆便所で何を踏んづけてきたかも分からないきったない靴で歩いた場所を裸足で歩くなんて不潔極まりない事に思えるが、そういう感覚はアメリカにおいては極めて希薄なように感じる。逆に言えば、日本人の感覚の方が、世界の中では少数派なのではないかという見方も出来る。

それを踏まえて考えると、図書館前で目撃した何となくウザがられているっぽかったあの男の膝カックンのやり方も、アメリカ的感覚だと特に気にするほどの事もないごく自然なやり方なのかもしれないと思った。最近は特にオチが見つからなくても普通に日記を終わらせる事が出来るようになっている自分にハッとしながらも、今日はこのまま普通に終わりたいと思います。


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