スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Hard Times Are Over. No.3

10月23日(金)

昨日の続きです。

意を決して学部長室のドアをノックする。二年半この学部にいるが、ここに来るのは今回でまだ二回目である。確か前回は簡単な書類にサインを貰いに来ただけだったが、今回はどうなるのだろうかと緊張が高まる。

ドアを開け部屋に入ると、学部長が優しい笑顔で迎えてくれ、握手を求められた。彼は基本的にいつも柔和で優しい。まず最初に自分から、こんな状況になってしまった事をお詫びすると、これまでの経緯の説明を求められた。会話の一部始終を覚えているわけではないが、「アシスタントシップの心配をする必要はない。」「次のアドバイザーに誰を選ぶかは君の自由だからじっくり考えなさい。」という言葉を学部長から聞いた時に、これまでの緊張が一気に融けて行く気がした。





取り敢えずこれで大丈夫だと思うと、心からホッとした。「ホッとする」という表現は一体誰が思いついたのだろうか。その時の自分の心境をここまで正確に描写する表現は英語には無いのではないかと思った。

学部長との会話の中で特に印象に残ったのは、彼は大学院生の自主性を重んじていると言う点だ。アドバイザーがどうであろうが、大学院で研究をする立場であるならば自主的に研究を薦めて行く事を期待されて当然だという事だろう。その点と、元アドバイザーの件を結びつけるには多いに腑に落ちない部分があったが、一方で自ら積極的に研究を進めていく姿勢が自分に欠けていた事を認めざるを得ないのもまた事実であった。今までの不毛な過去を振り返って反論するよりも、これから先への大切な教訓にする事にしようと思った。

これら一連の出来事があったのが8月28日の金曜日である。週末と月曜日の3日間、じっくりと考えた結果、今までお世話になった事のある何人かの教授の内の一人に、アドバイザーになって貰えるかどうかお願いする事にした。アドバイザーを変えると言う事は、今までのアドバイザーと縁を切り、新しく自分のアドバイザーになってくれる教授を探すと言う事である。自分の希望する教授が必ずしも自分のアドバイザーになる事を承諾してくれる訳ではない。単純にアシスタントシップを学生に提供するだけの研究資金が無いかもしれないし、他の学生の面倒を見たり、その他諸々の仕事が忙しくて新しく学生を受け持つ時間的余裕が無いかもしれない。

ただ、今回は学部長から「アシスタントシップの心配をせずに自分の希望する教授を選びなさい」と言うお墨付きを貰っていた事で、新しいアドバイザー探しの自由度が格段に増した。もしアシスタントシップを提供してくれる教授を自分で探さなければならないとしたら、新しくアドバイザーになって欲しい先生に研究資金についての質問までしなければならなかった事を考えると、これは本当にありがたかった。

あと少しだけ続きます。


blog ranking


ブログランキング(留学部門)に参加しています。
右側のサイドバーでこのブログの現在の順位が見られるようになりました。

上のロゴをクリックして頂くと順位が上がります。
いつも応援有難うございます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

よかったです。続編楽しみにしています。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

トムさんへ。

こんな貧しいブログにコメント有難うございます。もしかして以前何度もコメントを頂いたカナダ留学中のトムさんでしょうか?もしそうでしたら、本当にお久しぶりです。如何お過ごしでしょうか。
アクセス状況
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
人気記事ランキング
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンク
ブログランキング
Baton Rouge 現在の時刻
Baton Rouge 現在の天気
華氏で表示されています。
ブログ内検索
貧乏留学日記の順位
RSSフィード
リンク
友達申請フォーム

この人と友達になる

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

国別アクセス
free counters
地域別アクセス
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。